ストレスと食事の関係

ストレスがたまってくると「食欲」に影響が出ます。

やたら食べてしまう人。
何も食べれなくなる人。
甘いものばかり食べたくなる人・・・

「失恋したぁ。やけ食いしてやる~!」

このように一時的に好きなものを食べて「ストレス解消」するのは
悪いことではありません。
でも、慢性的・長期的なストレスがあって、なおかつ不健康な食事をしていると
ストレスが取れにくくなり、体の調子も慢性的に悪くなってしまいます。

ストレスがある時こそ、食事に注意しましょう。

◆ストレス解消の為の食事

ストレスがかかると、まずビタミン類が著しく消費されます。
普段なら十分足りてる量を摂っていても、ストレスによって使われてしまうので
肌荒れしたり風邪を引きやすくなったりしてしまうのです。

  気持ちを落ち着かせる栄養素・・・ビタミンB1,B6,B12、C、カルシウム
                   マグネシウム、硫化化合物、たんぱく質

ビタミン類は体内にためて置けないし、食欲のない場合もありますので
まずはサプリメントでビタミンB群・ビタミンCを補いましょう。

その上で魚・豆腐・納豆などの良質なたんぱく質や小魚・牛乳・チーズ・ナッツ類などで
カルシウムとマグネシウムをしっかり摂ります。

さらにニンニク・ネギ・玉ねぎや野菜・果物全般をたくさん食べるように心がけましょう。

◆ストレスに強くなるための食事

ビタミンCはストレスへの耐性を高めます。つまり、ストレスに強くなるということ。
でも、体のあちこちで必要とされて、すぐになくなってしまう栄養素でもあります。

だから、まず朝一番、果物を食べるようにしましょう。
食欲が今一歩なら、「野菜ジュース」なんかがベストです。

基本的には肉・脂物・甘いもの・インスタント食品などをひかえて
魚・大豆製品・野菜・海草類を意識して食べるようにします。

そして、大事なことがひとつ。
「タバコを止めましょう」

タバコを吸うとビタミンCが大量に破壊されます。
その結果、ストレスに弱くなり、風邪など引きやすくなり、肌荒れの原因にもなります。

・・・といろいろアドバイスをしても、ストレスまっただ中の本人はきっとそれどころじゃなくて
とても食生活などかまってられないでしょう。

できれば、家族の方が上手に食べさせてあげれると良いですね。
なかなか大変だとは思いますが、言葉・味付け・見た目などを工夫して
少しでもラクになれるようにしてあげてください。

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