鼻水がだらだらと止まらない!東洋医学から見た原因とは?

風邪や花粉症をきっかけとして、鼻水がだらだらと止まらなくなることがあります。

症状を消すことばかり考えて、つい薬に頼ってしまいがちですが
体が大量の鼻水を出さざるをえない理由があるはずなのです。

東洋医学的な観点から、鼻水が出る原因を考えていきます。

鼻水には種類がある

鼻水は種類があります。

水っぱなといわれる、さらさらで水様性の無色透明なものと
あおっぱなとも呼ばれる黄色や青みがかった粘り気が強いものの2種類です。

だらだらとのべつ幕なしに出る鼻水は水っぱなの方で
体が冷えたり、体の水分が多い時にこの鼻水が出ます。

今回はこの水っぱなの出る原因を見て行きます。

鼻水がだらだら出るのは水毒のせい

東洋医学では、花粉症などの時の鼻水がだらだら出る状態を水毒といって、水の代謝障害と考えます。

体の中の余分な水分は、通常は汗や尿や便として排泄されますが
それで出しきれない水分は体に蓄積されていきます。

水を飲んだら、全部が尿として出るわけではないということです。

蓄積された水分はその人の弱い部分から排泄されます。

呼吸器が弱ければ鼻水や痰として
肌が弱ければ湿疹などの滲出液として、余分な水分が排泄されるのです。

つまり鼻水がだらだらと出て止まらないというのは
体の中に大量の水が溜まっていて、たまたま呼吸器が弱いので
鼻から排泄されているという状況なのです。

鼻水を止めるには

一般的に病院にかかると、鼻水を止めるための薬が処方されます。
ただしそれは飲んでる間は効き目がありますが、薬の効果が切れると、またもとに戻ってしまいます。

薬に頼らないで大量の鼻水を止めるためには、まずは体の中の水分を減らす必要があります。

体に良いからと、水やお茶を多めに飲む習慣のある人は、量を控えましょう。

体を冷やすことも水毒をひどくしますので
・冷たい飲食物
・甘いもの
・なまもの
・脂っこいもの
・香辛料
・アルコール
・コーヒーや紅茶などの嗜好飲料

こういったものを極力減らすようにしましょう。

その上で体を温めること、つまり運動をしたり、お風呂に入ったりして汗を流せば
体の中の水分の代謝がされて、結果的に鼻水が少なくなっていきます。

まとめ

だらだらと止まらない鼻水は、体の中の余分な水分を出すための体の反応です。
食べるものに気をつけて、運動や入浴などで体を温めること。
それが花粉症などを軽減していくことにもつながります。

体の異常は体からのサインと受け止め、体にやさしい生活をするように心がけましょう。

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