40代に入ると、手元がぼやけるようになってくる人も増えてきます。
いよいよ老眼の仲間入りですね。
さて老眼になって考えるのは
「老眼鏡はいつから作ったら良いだろうか」ということ。
老眼鏡をかけると思うと、急に年を取ったような気がして、できるだけ我慢したい気持ちになりますが
本当のところはどうなんでしょうか?
老眼鏡についてのあれこれ、調べてみましょう。
老眼鏡はいつから作るのが良いの?
老眼は早い人では30代から始まります。
そして60代くらいまでは進行していきます。
老眼になる原因は、目の中の水晶体が年齢とともに弾力性がなくなることと
毛様体筋といって、水晶体を調節してピントを合せる筋肉の力が低下することから起こります。
老眼鏡というと抵抗感がありますから、できるだけ作りたくないと思いがちですが
我慢していると、目が疲れるだけでなく、頭痛や肩こり、胃腸障害などに悩まされることもあります
老眼鏡をかけたから、度が進むというわけではありません。
見えにくさを感じた時点で、老眼鏡を作ることを考えましょう。
度が変わってきますから、数年おきに作り変えるつもりでいると良いと思います。
高価な眼鏡を作っても使えなくなりますので、レンズさえちゃんと合っていれば、お手頃な価格のもので十分です。
市販の老眼鏡でも大丈夫?
100円ショップや大手スーパーのファッションフロアなどで
安価な老眼鏡が販売されています。
ちょっとかけてみて簡単に買えるので、利用されてる方も多いようです。
市販の老眼鏡は左右の度が同じですし、度のきざみが大ざっぱです。
ということは、きちんと合ってないということですね。
こういう眼鏡は、たとえば市役所などで書類を書くコーナーに置かれているような
いわば緊急用の眼鏡と考えましょう。
もともと合ってない眼鏡なので、長時間かけていると体調を悪くしますので、できるだけ使わないようにしたいものです。
老眼鏡は遠近両用の方が便利?
さて老眼鏡を作るに当たり、決めておくべきことがあります。
それはどんな場面で老眼鏡をかけることが多いかということ。
普段の生活では裸眼でも不便がなくて、本を読む時にだけ老眼鏡をかけたいのなら
近距離用の老眼鏡を作ります。
遠くも近くも見る必要があるなら、遠近両用の眼鏡を作ることも必要かもしれません。
パソコン作業をしたいなら、中距離と近距離が見えるようにした方が良いでしょう。
近距離も中距離も遠距離も全部見えるように・・・というのは無理です。
自分が老眼鏡をかけた時にどこまで見たいのかを、視力検査の時にしっかり伝えましょう。
どういうタイプの眼鏡を作るのが最適かをアドバイスしてもらえます。
遠近両用の眼鏡の場合、ピントを合せる場所が2箇所ありますから
慣れるまで時間がかかります。
度が進んでから初めて遠近両用を作ろうとすると、慣れるのが大変なようです。
老眼がまだそれほど進んでない時から作り始めた方が良いでしょう。
せっかく作っても、疲れたり、船酔いみたいになったり、ものがゆがんで見えるなど
トラブルが多いのも遠近両用眼鏡です。
遠近両用眼鏡は特に、信頼できるお店で作ることをオススメします。
まとめ
手元が見えにくくなったら、体調が悪くなるまでがまんしないで老眼鏡を作りましょう。
遠近両用を考えているならなおさら早いほうが良いのです。
使用目的を明確にして、目に無理のない眼鏡を作ることが大事です。
100円ショップの眼鏡には頼らないで、きちんと自分に合ったものを作りましょうね。
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