引越しはいろいろと忙しくて大変ですが
きちんと押さえておきたいのは挨拶です。
最近は挨拶をしない人も多いとのことですが
これからずっとそこで住むことを考えれば
挨拶に行くことは、コミュニケーションのきっかけ作りにもなります。
失礼のないように、準備しておきましょう。
引越しの挨拶のタイミングはいつ?
引っ越した当日に早めに挨拶に行きましょう。
不在で会えなかったり、時間が遅くなってしまったら、翌日にでも伺います。
たとえば引越し前にリフォームをするなど
お隣やご近所に迷惑をかける場合などは
リフォーム前にあらかじめ迷惑をかけるお詫びをしつつ
事前に挨拶をしておきます。
その場合は引越し後にも、また挨拶に行きましょう。
また見落としがちなのは、引越し元の近所への挨拶です。
顔見知りや仲の良かった家はもちろん
両隣の家にも「今までお世話になりました」と一言挨拶しておきたいものです。
引越し当日は忙しくて会えないこともあるので
「○日に引っ越しします」と事前に伝えておきましょう。
引越しの挨拶に行くのはどの範囲?
「向こう三件両隣」という言葉がありますが、引越し先が一軒屋なら
道を隔てて正面の3件と両隣の合わせて5件で大丈夫でしょう。
マンションやアパートなら両隣と上下の部屋に。
管理人さんや大家さんにも挨拶をしておきたいものです。
また地域差があるかもしれませんが、大抵の地域には町内会や自治会などがあります。
年にいくらか会費を払って加入する形になります。
ひとり暮らしでめったに人と顔をあわせない場合をのぞいて
こういった組織には所属しておいたほうが良いです。
一軒家なら特に、入らないほうが変に目立ってしまいますので
両隣に挨拶する際に、町内会の班長さんが誰かを聞いて、挨拶に行くようにしましょう。
ついでにゴミの日なども教えてもらうと良いです。
引越しの挨拶に持っていく品物は?
昔は「引越しそば」なんてことが言われましたが
今はおそばを持っていくことは少なくなりました。
洗剤やタオルなどが主流ではありますが
近頃は洗剤も「液体しか使わない」
「肌にやさしいものしか使わない」
「粉石けんしか使わない」という人も増えています。
好みじゃない洗剤は喜ばれませんので
無難なところでタオルなどがいいかもしれませんね。
引越し当日に挨拶に行きますので
当然、前もって準備しておかなくてはいけません。
そこを考えると、軽いものや日持ちのするものが良いのです。
金額は500円から1000円くらいまでで良いでしょう。
この予算だと、日本茶や紅茶なども買えますし
焼き菓子などのプチギフトも買えますね。
遠くから引越ししてくるのなら、その地方の特産物などを買っておくと
「○○から引っ越してきた人ね」と覚えてもらいやすいです。
また「ご挨拶」と名前入りでのしをつけてもらうと
名前もいっしょに覚えてもらえますね。
また、もし挨拶に行った家が、何度行っても留守で会えない時には
「引っ越しの挨拶に伺いましたが、お会いできませんでしたので
ご挨拶の品を入れておきます」という内容のお手紙といっしょに
郵便受けから入れていくか、ドアノブに引っ掛けておくかという形になります。
なので、その場合を考えると「郵便受けに入る大きさ」で準備しておくと便利です。
まとめ
引越しの挨拶は
・その日のうちに
・向こう三件両隣、もしくは両隣と上下の部屋
・品物は500~1000円程度の日持ちのするもの
最低この3つを押さえておけば大丈夫です。
当日になって「買いに行かなきゃ~!」と慌てないように
前もって準備しておいてくださいね。
コメント