べにふうき茶は花粉症に効果があるのか?副作用については?

「花粉症にはべにふうき茶が良いらしいよ」と時々耳にします。

一度試してみようかなと思いつつも、やっぱり大したことないんじゃないかとか
口に合わなかったらもったいないとか

やはり情報量が少ないと、飲もうという気にはなりません。

べにふうき茶がどんなお茶なのか、詳しく調べてみました。

べにふうき茶とはどんなお茶?

べにふうき茶というのはお茶の品種名です。

本来は紅茶用の品種の「べにほまれ」を品種改良したものですが
紅茶のように発酵させず、緑茶としてつくられたのがべにふうき茶です。

味は緑茶としては渋みが強いです。

べにふうき茶が花粉症に効くと言われる理由は、メチル化カテキンという成分が含まれているため。

花粉症などのアレルギー疾患にかかると、体の中にIge抗体ができ、ヒスタミンという物質を放出します。
このヒスタミンというのが様々なアレルギーの症状を起こすのです。

くしゃみ、鼻水、咳に代表される花粉症の症状や喘息、アナフィラキシーなどがその代表的な症状です。

べにふうき茶に含まれるメチル化カテキンは、Ige抗体を抑制する働きがあるため
結果的にヒスタミンの放出を抑えられるので、アレルギーの症状が緩和するのです。

べにふうき茶が効くというのは、そういうことなんですね。
中でも鼻水に対する効果が高いようです。

ただし花粉症自体が治るわけではありません。
Ige抗体に作用するだけなので、あくまでも症状が緩和するだけです。

べにふうき茶には副作用はあるの?

べにふうき茶の副作用が気になるところですが
薬ではなく食品なので、副作用はありません。

ただし食品も体に合う合わないがありますので、飲んでみて「変だな」と感じたら
飲まないほうがいいでしょう。

べにふうき茶は緑茶ですので、カフェインが含まれています。
どんなものでも摂り過ぎは良くないように、飲み過ぎによって眠れなくなったり
めまいが現れる人もいるようです。

またカフェインを日頃たくさん摂取している人が、急に飲むのをひかえると
疲労感や抑うつ感を感じる場合もあるようです。

べにふうき茶はたくさん飲んだからといって、効果が顕著に現れるというものではありません。

効果は3,4時間くらい持続するので、効果が切れたかなという頃に
こまめに少しずつ飲むほうが良いでしょう。

どんなべにふうき茶を選んだら良いの?

べにふうき茶はネットで検索すると、たくさんのお店で販売されてます。

べにふうき茶は、普通の緑茶に比べて渋みが強いという特徴があるのですが
とても渋いものもあれば、普通においしいものもあります。

普通の茶葉のものと、粉末タイプのものがありますが
メチル化カテキンは空気に触れるとこわれてしまうため
粉末タイプのものには茶葉のものに比べて、メチル化カテキンの量が少ない可能性があります。

味としては粉末タイプは飲みやすいようですが
良質な茶葉のものを選ぶのが一番良いです。

どこかから仕入れて販売しているお店より
自分で栽培して製造しているお店で買ったほうが、ハズレが少ないと思います。

ちゃんとしたお店で買うと、淹れ方の説明もついてくるとは思いますが
べにふうき茶は熱湯で淹れましょう。

一煎目より、二煎目や三煎目の方が、メチル化カテキンが多く抽出されます。

まとめ

花粉症による鼻水に効果が高いと評判のべにふうき茶。
信用のあるお店で良質の茶葉のものを購入してみましょう。

熱湯で淹れて、2,3煎目のものを、3,4時間おきに温かい内に飲みます。

これだけで症状が治まると助かりますよね。

普段の緑茶を変えるだけですので、一度試してみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました