最近水素水がブームになっています。
ですが「少しぐらい水素が水に溶け込んでいるからといって、それがどうなるの?」
と、半信半疑の方も多いようです。
まずは水素が体に対してどんな働きをするのか学んでみましょう。
水素と活性酸素の関係とアンチエイジング
私たちは普段酸素を吸って、体を維持しています。
酸素がなければ生きていけません。
でもこの吸った酸素のうちの一部が、活性酸素に変化して体に残ってしまいます。
活性酸素というのは、もともと体内に侵入した細菌やウイルスを撃退するために
人体には必要なものですが、多すぎると体に悪影響を及ぼします。
人間の体を構成する細胞の細胞膜は、不飽和脂肪酸というもので作られていて
活性酸素と結びつくと、酸化して過酸化脂質という物質に変化します。
過酸化脂質は悪玉コレステロールとも呼ばれ、様々な病気の発症につながる恐れがあります。
過酸化脂質を作らせないためには、活性酸素を減らす必要があるのですが
活性酸素を減らす方法として、抗酸化物質を含む食べ物を食べるという方法が知られています。
ビタミン類やカテキン、リコピン、コエンザイムQ10などいろんな種類がありますが
一番破壊力の強いヒドロキシルラジカルという活性酸素は除去できません。
ところが水素はこのヒドロキシルラジカルをピンポイントで除去できるのです。
活性酸素は水素を与えられると水に変わります。
水素水を飲むと、普通の水を飲んだ時よりも
トイレが近くなるといった経験はありませんか?
それは水素がちゃんと活性酸素を除去している証拠なんですね。
活性酸素が肌の細胞を攻撃すると老化して、しわやくすみの原因になりますし
内臓や血管の細胞を攻撃すると、内臓疾患や脳梗塞や心筋梗塞などの原因になります。
活性酸素が減るということは過酸化脂質(老化した細胞)が作られにくくなり
その結果、アンチエイジングにつながるということになります。
いつまでも若々しい細胞でいられるということですね。
では水素をどうやって取り入れたら良いでしょうか?
水素を体に取り入れる方法
水素を体に取り入れる方法は3種類あります。
一つは肌から吸収させる方法。
これは水素水などを化粧水のように塗ったり、パックしたりする方法です。
コットンなどに水素水を含ませて、皮膚に貼り付け、その上からラップをしておくと
効果的に水素を肌から取り入れることができます。
また入浴剤として販売されているものもあります。
血液循環がとても良くなるのがわかります。
2つ目は食べたり飲んだりすることで、水素を取り入れる方法です。
今注目されているのは水素水ですが、肌から直接細胞に働きかけるのとは違い
いったん胃に入ってから吸収されるので、効果はわかりにくい可能性があります。
できるだけ含まれている水素の濃度が高い方が確実でしょう。
ドラッグストアに水素水がいくつかおかれていますが
安いものだと明記してないものもけっこうあります。
きちんと明記してあるものを選びたいものです。
サプリメントも発売されています。
これはサプリメント自体に水素が含まれているのではなく
飲むことによって体の中で化学反応を起こし、水素を発生させる仕組みです。
3つめは水素を吸入する方法です。
機械で水素を発生させたものを吸入します。
吸入した水素は肺を通って、体のすみずみにまで運ばれますので
食べたり飲んだりするよりは、効率が良さそうに思います。
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水素を吸入する方法は、たくさん水を飲めない人や
体が冷えやすい人にもおすすめです。
まとめ
水素は活性酸素を減らすので、その結果細胞の老化を防ぐことから
アンチエイジングにつながります。
水素を取り入れる方法は3つあり
・皮膚に塗る
・食べたり飲んだりする
・吸入する
自分の取り入れやすい方法でやってみると良いでしょう。
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