さて毎年頭を悩ませるのが、お歳暮を選ぶこと。
「毎年同じものを贈っているけど、本当に喜んでいるかしら?」
「初めて贈るけど、どんなものがいいかしら?」
もらう側の本音はどうなのか、検証してみました。
お歳暮でもらって困るものはどんな物?
もらって困るお歳暮というと、主にこの4種類に分かれます。
・好みではないもの
・量が多いもの
・冷蔵庫や冷凍庫に入れないといけないもの
・賞味期限が短いもの
たとえばコーヒーは、好みがあるので難しい商品です。
まずコーヒーを飲むかどうかということからリサーチが必要ですが
コーヒーが好きだという人でも、インスタントコーヒーは嫌う人もいます。
ドリップコーヒーをブラックで飲む人にとっては
特に砂糖入りのスティックコーヒーは、もらって困るものになりますね。
高級ハムの詰め合わせも、喜ぶ人もいれば困る人もいます。
ハム自体が好きでない場合もありますが、ハムばかりいくつももらってしまって困るケースもあるようです。
ハムの詰め合わせはお歳暮の定番商品ではありますが
「定番が無難」と思って選ぶと、重なってしまうのかもしれません。
定番商品の調味料や油のセット。
健康志向で「これしか使わない」という家庭には、困った贈り物になります。
私もオリーブオイルしか使わないので、サラダ油が来ると困りますね。
「量が多くて困る」のは、家族が少ない場合です。
夫婦2人暮らしの家に、缶ジュース30本セットとかゼリーの詰め合わせ
毛ガニ、メロン・・・食べきれないし、賞味期限があるしで困ります。
贈る相手の家族構成を知った上で贈る必要がありますね。
クール宅配便で配達されたけど、冷凍庫が小さくて入らない
メロンや毛ガニ、冷蔵庫に入らない
旅行から帰ってきて食べようとしたら、賞味期限が間近だった・・・
贈る相手先がそんなことで困らないようなものを選びましょう。
もらってうれしいお歳暮
贈る相手によって失礼になるか微妙なところですが
商品券や商品カタログはうれしいという声が多く聞かれます。
年末に近い頃なら、そのままお正月料理に使える食材も喜ばれます。
私は以前、切っておせちに入れられる高級なかまぼこセットを贈って喜ばれたことがあります。
すき焼き用の肉とか鍋料理のセットや日持ちのするスイーツも、お正月にお客の多い家では喜ばれるでしょう。
できればデパート等で選ぶ商品より、あまり見かけないもの、たとえば地元の特産品のようなものが、珍しがられるし印象に残ります。
たとえばお酒を贈るなら、缶ビールの詰め合わせより
「地ビールのセット」の方が「おっ!」と思いませんか?
「自分ではわざわざ買わない珍しい物」はポイントが高いと思いますよ。
喜ばれるお歳暮を選ぶにはまず相手を良く知ること
人気ランキングでお歳暮を選ぶのもひとつの方法ですが
それよりも先に、送る相手の好みや家族構成をそれとなく聞いておくことが肝心です。
お酒を飲むのか、飲まないのか
健康志向なのか、関心がないのか
夫婦2人ぐらしなのか、子供がいるのか
また多くの人からお歳暮をもらうような家なのか
暮らし向きは豊かな方なのかそうでないのか等・・・
お酒をよく飲む家なら、アルコールは喜ばれます。
子供がいる家は、お菓子やジュースの詰め合わせでも喜ばれるでしょう。
健康志向の家庭には、亜麻仁油とかオリーブオイル、だしなら粉末だしでなく自然でこだわりの商品を。
多くの人からもらうような家なら、食べ物よりはしっかりした作りのタオルとかの雑貨のほうがいいかもしれません。
暮らし向きが豊かでない家には、洗剤や海苔などでも嬉しいですが
普段自分では買わないような高級食材などがよろこばれるでしょう。
何を贈るかということを考える前に、相手をよく知ること
その上で商品を選ぶことが、もらってうれしいお歳暮を贈ることにつながります。
まとめ
もらってうれしいお歳暮と困るお歳暮。
相手の立場に立つことと、自分だったらどうかな?と想像力を働かせて選んでみましょう。
あえてデパートは避けて、地元の名産品のようなものを選ぶのも手です。
楽しんで選んでくださいね☆
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