大掃除の時期になると気になるのは換気扇やレンジフードの汚れ。
見ないふりをしながら何年も過ぎてしまった換気扇には、頑固な汚れがビッシリ!
こうなると、普通にレンジ用の洗剤をかけただけではなかなか落ちません。
頑固な油汚れを落とし方をご紹介いたします。
頑固な汚れを落とすには下準備が必要
何年も経った換気扇は、汚れが重なりあって、まるでミルフィーユのようになっています。
こんな状態になったものに、ただ洗剤をかけてこすっても、時間と労力がかかるだけです。
こういう場合は汚れを緩める作業が必要になります。
範囲が狭ければドライヤー等で温めても良いのですが
部品をはずして熱湯をかけて、そのまましばらく浸けておきましょう。
温まって汚れが緩んだところで、洗剤を使って落としていきます。
ただし汚れが固まりすぎて樹脂のようになってしまっている場合は
金属ヘラ(金属スクレーパーなど)のようなもので、こそげ落としましょう。
レンジの掃除によく使われる洗剤
ドラッグストアなどですぐ手に入るワイドマジックリンを使う方がけっこう多いです。
ハウスクリーニング業者が油汚れに良く使われてる商品「ブレークアップ」
これも人気です。
また洗剤とは違いますが、清掃業者さんから聞いた話では
床ワックスの剥離剤も効き目があるようです。
フローリングのワックスを塗る前に、古いワックスを剥がすためのものです。
これはホームセンターですぐ手に入りますね。
環境にやさしい洗剤
せっかくなら環境にやさしい洗剤を選びたいもの。
オレンジエースという洗剤は天然オレンジの皮から抽出されたリモネン油が主原料で、
自然界での生分解率99%と環境に優しい無公害の洗剤です。
重曹も使い方によっては、換気扇の汚れにも使えます。
使い方は、直接換気扇にふりかけて、粉に汚れが吸い込まれたところで、固めのスポンジなどを使ってこすり落とすと
ポロポロと剥がれるように汚れが落ちてきます。
何度か繰り返すとキレイになります。
とろとろ石けんも評判が良い洗剤です。
これは粉石けんを使って、自分で作ります。
作り方は簡単♪
コップ1杯程度の粉石けんに1リットルくらいのお湯を入れて、スプーン等でよく混ぜます。
温度が下がってとろとろになったら出来上がり。
このとろとろ石けんを換気扇に塗ってしばらく放置すると、汚れが浮き上がって取れてきます。
まとめ
換気扇の頑固な汚れは、まず温度を使って汚れを緩めること。
洗剤は業務用のものも良いですが、環境にやさしい洗剤もけっこう落ちるものです。
今年こそは換気扇の掃除にチャレンジしてみましょう!
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