雛人形の選び方が親と意見が合わない 親王飾り?7段飾り?

初節句を迎えるにあたって、ご両親から「雛人形を買ってあげたい」と言われる方も多いと思います。

そんな時に困るのは、ご両親が買いたい雛人形とこちらの事情がかみ合わない場合です。

どうしたら、お互い納得の行く雛人形選びができるのか考えてみましょう。

親の言い分 バカにされるとかわいそう

雛人形を選ぶ時にもめる原因としては
親の側が大きい物を買ってあげたいのに、こちらの方は場所がとれないので小さいものにしたい。
だけど「それでは孫がかわいそう」と納得してくれないという場合が多いと思います。

昔はおもちゃも少なかったこともあり、雛人形は女の子のあこがれの対象でもありました。
私の子供時代も「7段飾りはお金持ちの子が買ってもらうもの」という感覚でした。

でも今はあふれんばかりのおもちゃに囲まれて、子どもたちは成長しています。
ですから昔ほど雛人形に対する意識や愛着は大きくはありません。

よその家の雛人形を見たとしても、それでバカにするとか、肩身が狭い思いをするという心配はないのです。

雛人形よりも、クリスマスツリーの豪華さ自慢をするケースが多いとも聞きます。

大きくなってから雛人形に愛着を持つかということも
実際に子供が大きくなってみないとわかりません。

良い雛人形を買ってあげたから子供が喜ぶとか
安物の人形だと子供が悲しむとか

そういったことよりも

今は雛人形以外に関心事がいっぱいある環境なので
「そんなに気にしなくても大丈夫なんだよ」と、伝えることができると良いですよね。

7段飾りと親王飾りのメリット デメリット

メリットとデメリットを知っておくと、ご両親に意見する時にも役に立ちますよね。

7段飾りの場合のメリット
・見た目が豪華、満足感がある
・ひとつひとつ並べる楽しみがある
・いろんな道具があって、子供がある程度大きくなったら手にとって楽しめる

7段飾りの場合のデメリット
・飾る場所と収納場所の確保が必要
・飾るのに時間がかかるので出すのがおっくうになる

親王飾りのメリット
・飾るスペース、収納スペースを気にしなくても良い
・気軽に飾ることができる

親王飾りのデメリット
・7段飾りのような華やかさ、賑やかさに欠ける

雛人形には他にも5段飾り、3段飾り、ケース入りなど
いろんな種類があります。

今回は一番大きいものと小さいもので比べましたが
ご自宅のスペースと予算で、まずはご自身が気に入るものを探してみましょう。

「これが一番気に入った」
「この人形の顔が娘と似てる」と積極的にお願いすると、通りやすいかもしれません。

ご両親の世代ですと
「大きい方が立派」「親王飾りだから安っぽい」という価値観があるかもしれませんが
親王飾りでも数百万もするようなものもあります。

人形一体を見ると、より品質の良いものを選ぶことができるのも
親王飾りのメリットになると思います。

雛人形は買ってもらえるものをいただく

これだけ説明しても、人間年を取ると頑固になってしまうので
こちらの言い分を理解してもらえないかもしれません。

そうなってしまったら、しかたがないのでありがたく買ってあげるというものをいただきましょう。

雛人形を飾る期間は短いものです。

収納スペースがなければ、ご実家が近ければ預かってもらったり
トランクルームなどに預けることもできます。

ひな祭りがいやな思い出になってしまわないように
雛人形を買うときは、ある程度は妥協することも必要かもしれません。

まとめ

自分たちと親とでは育った環境が違うので
考え方や意識が違ってしまうのは避けられません。

今の子供達の環境と雛人形のメリット・デメリットを説明して
自分たちの希望を伝えたら、あとはどうするかはお任せしてしまいましょう。

雛人形を見るたびに感謝の気持ちがわいてきますように☆

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