PTA役員の断り方 私の場合

小学校に入学や進級に伴い、いつも頭を悩ませるのはPTA役員のこと。

私の経験になりますが、いろいろな事情がありまして
上の子の時に2回ほどお手伝いした程度で
下の子の時は6年間、中学・高校合わせて12年間、お断りし続けた歴史があります。

良くも悪くも、良かったら参考にしてください。

PTA役員の断り方 内容の把握

役員をずっと断り続けた私でも、何も聞かずに頭ごなしに断っていたわけではありません。

口頭なり電話なりで打診してきた時には、必ず内容を聞きます。

・月に何回ぐらい集まるのか?
・絶対出ないといけないものは何があるのか?
・仕事の内容はどんなものなのか?
・家でもやらなければならない仕事があるか?

その時に聞いた内容で、できそうなら引き受けます。

長男の時に引き受けたのは、同じ学校区での合同のイベントに何回か出席するだけという内容でした。

二男の時ははパートをしていて、火・木しか休みがなかったので
「仕事先に迷惑がかかりますので、火・木以外は必ず欠席になりますが良いですか?」と、こちらから条件をつけます。

他には「欠席することが多くなりますので、その都度FAXやメールで進捗状況を誰か連絡くださいますか?」
「家で夜、パソコンでやれる仕事なら、喜んでお引き受けします。仕事内容もメールでいただけるなら助かります」
「夜の会合なら参加出来ることもあります」

つまり自分でやれる内容をこちらから提示して、相手に「この人は必要な人かそうでないか」を判断してもらうというものですね。

この時に「行けない時は、本当に行きませんよ」という強い気持ちを伝えるのがコツです。

もし「それでも良いからお願い」と言われて引き受けるなら
後々のトラブルに備えて、「火・木のみの出席を条件に役員を引き受けます」等と文書化して、お願いしてきた役員さんのサインなどをもらっておくと良いかもしれません。

 

また役員とはまた話が別ですが

たとえばバザーの準備に朝から夕方まで学校に詰めているというスケジュールに
「時間がある人は手伝ってください」と言われたことがあります。

・時間があって喜んでお手伝いできる
・時間はあるけどやりたくない
・一部分ならお手伝いできる
・お手伝いしたいけど、時間的に無理
・時間的に無理だし、やりたくない

こんな感じで分けられると思いますが、自分の状況を冷静に把握し
相手に失礼のないように、自分のやれることを伝えてましたね。

内心は「時間はあるけどやりたくない」という時でも

「この日とこの日は仕事や用事が入ってまして、この日は休みですが銀行などの用事が済ませたいので、午後の数時間なら行けると思います。それでも大丈夫ですか?」
という感じに伝えてました。

なぜ私がPTA役員を断ってきたか

実は私も好きで断り続けたわけではないのです。

二男がが幼稚園の時に、主任の先生から頼まれて「なんとかなるか」と軽い気持ちで引き受けたことがあります。

やってみたら、これまでのやり方の引き継ぎもなく、マニュアルもなく
あちこちから文句も言われ、家のことがおろそかになり主人にも叱られ、もう散々でした。

誘ってくる方は「誰でもできる、大丈夫」的なことを言ってきますから
それを真に受けて引き受けたは良いが、フタを開けてみると・・・ということも実際はあるのです。

断りきれなくて引き受けたは良いが、神経的にまいって病気になったり
家庭不和になったりしてしまっては、本末転倒です。

自分がどこまで出来るかという線引きをしっかりすることが大事です。

二男が入学してしばらくしたら、私もパートを始めたり
家族が病気がちで出かけられなくなったりと
実際引き受けられない状況が出てきたので、自然と声をかけられなくなってきました。

高校の時も担任から電話が来たことがありますが
なにせ高校が遠く、私も運転ができないので、行って帰るだけで3時間かかり、交通費もばかになりません。

経済的な事情で仕事もしてましたので、「交通費が支給されるなら考えても良い」とか
「ほとんど欠席で、本当に名前だけで良いのならお引き受けします」とお伝えしたら、別の方に決まりました。

PTA役員の断り方としてNGなのは

以下の場合は、断る理由としてNGなこともありますので注意しましょう。

・嘘をつくこと
「引越しをする」「介護がある」「病気がある」など理由をいう時に
嘘をついてはいけません。バレた時に白い目でみられかねません。

・「やりたくない」ときっぱり言うこと
「皆我慢してやってるのに、なんてわがままなヤツ!」と反感を買います。

NGな断り方をすると、小学校などの場合は特に、子供の友達関係にも影響しかねません。

人間関係のトラブルが起こらないように気をつけましょう。

まとめ

PTA役員の断り方としては、以下のことに気をつけましょう。

・嘘はつかない
・やりたくないという気持ちを出さない

強気になることも必要です。

・やれることとやれないことを明確に伝える
・こちらから要求もしてみる
「たまには夜に会合をしてほしい」「欠席した時はFAXで進捗状況を教えて」

くれぐれも断ることでトラブルを起こしたり
引き受けて家の方でトラブルにならないように気をつけてくださいね。

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