疲れた時は、何か食べたくなりますが、せっかくなら
ちゃんと疲れを取る効果のある食べ物を食べたいもの。
どんな食べ物が効果的なのかをご紹介いたします。
疲れを取る果物
果物には疲れを取る効果があるものがあります。
特にクエン酸が多く含まれているものが効果的。
体内に取り入れた栄養素を分解する時に、クエン酸はそれを活性化させることができます。
エネルギーが作られ、老廃物が外に排出されるため、疲労回復の速度が速くなります。
レモンやみかん、グレープフルーツ、いちご、パイナップル、キーウイなどに
たくさん含まれています。
クエン酸は加熱しても壊れないので、酸っぱいレモンのようなものは
ジャムにしても大丈夫です。
果物という感じはしませんが、梅にもクエン酸が多く含まれています。
生のものを梅ジャムや梅ジュースにしてみたり
梅干しなどにして食べると良いでしょう。
そういえば私はこの冬、やたらミカンばかり食べてます。
それほどミカンが好きではないのですが、知らないうちに疲労が溜まっているのでしょうね。
疲れを取る食べ物はイミダペプチドが含まれているもの
イミダペプチドは、ヒスチジンとアラニンの二つのアミノ酸が結合したペプチドのこと!
最強の抗疲労成分だと言われています。
イミダペプチドの含まれた食べ物を4週間毎日摂取した後
4時間の自転車こぎ運動を行った後、疲労度を測定した実験で、効果が実証されています。
イミダペプチドは動物のよく動かす部分に多く含まれていて
鶏の胸肉にもっとも多く含まれています。
牛のモモ肉、マグロの赤身、カツオなどにも含まれています。。
渡り鳥などが長距離を飛び続けることができるのは
羽根の付け根にイミダペプチドが多く含まれているからだと言われています。
カツオやマグロの尾びれの部分にも多くみられ、
よく動かす部分に分布していることがわかっています。
疲れを取る食べ物はビタミンB群が大事
ビタミンB群が疲労回復には効果があります。
体に取り入れた栄養素を分解する時にビタミンB1が消費されるため
ビタミンB1を含む食べ物をしっかり食べておくと良いのです。
特に豚肉に多く含まれていて、その他にはうなぎ、大豆、小麦胚芽、ひまわりの種、海苔などにも含まれています。
玉ねぎやにんにくなどビタミンB1の吸収を助けてくれる食べ物といっしょに取ると、さらに効果的です。
疲れた時に甘いものは?
疲れた時にはつい甘いモノに手が伸びますが、食べ過ぎには注意しましょう。
甘いモノは急激に血糖値を上げた後、また下がるので、また食べたくなり
低血糖症になったり、体の負担になって、かえって疲れてしまいます。
エナジードリンクやカフェインの入った飲み物も
飲んでしばらくは頭がスッキリして、疲れが取れたような気がしますが
根本的な解決にはなっていないので、かえって疲労を蓄積することとなります。
疲れた時に食べるなら
ビタミンB1の豊富な豚肉と吸収を高めてくれる玉ねぎやにんにくを使った献立にして
デザートにクエン酸を含んだフルーツなどはいかがでしょう?
早く疲れが取れますように☆
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